収穫の季節である秋を知らせる秋の祭りが始まった。角笛祭の9月16日(聖暦7月1日)、神様と‘いけにえを供えてわたしと契約を結んだ’(詩50篇5節)聖徒たちは祭りを通して賜る聖霊の祝福を祈り求めてシオンに集まった。
神様の民に与えられた3次7個の祭りがそうするように、角笛祭も出エジプト当時の歷史から由来した神様の祭りだ。モ-セが神様に十戒をいただきにシナイ山に登って40日を過ごす間、民は金の雄牛の偶像崇拝に陥った。十戒をいただいて降りて来たモ-セはこの光景を見て激しく怒って十戒を刻み付けた石の板を山のふもとに投げつけて砕いた。この時イスラエルの民の内乱が起こって三千人の者が殺された。その後モ-セと民の悔い改めの祈りを聞かれた神様は憐れみ、モ-セに再び十戒をいただきにシナイ山に登るように許された。神様に罪を赦され、二度目十戒をいだたいて降りて来た聖暦7月10日は大贖罪日に決められたが、大贖罪日を準備する意味で十日の前にラッパを吹きならして記念した日が角笛祭だ。
角笛祭を迎えて御母様は祝福の祭りを子供たちに特別に許し賜れた御父様に感謝を献げ、春の雨の聖霊の祝福を祈り求められた。そして祭りの祝福を通してシオンの家族がより傷のなくて完全になりお互いに和合して連合し命の実をたくさん結ぶように祈られた。
また“なまけ者は、煙が目を悩ますようなものだ”と言う聖書の御言葉を引用しながら御母様は私たちが神様の目に煙のような存在になるのでなく、目に入れても痛くないほどに可愛らしい子供たちになって、神様のみ恵みにいつも感謝しながら全世界に悔い改めを促す福音のラッパをより大きくて力強く吹くことを祈られた。 ⓒ 2004 WATV
総会長金湊哲牧師は午前の説教を通して角笛祭の由来と意味をもう一度思い起した。そして「悔い改めよ。天の国は近づいた」’という主題の午後の説教では人類が高慢のため天で罪を犯してこの地へ来た靈魂であるという事実を聖書を通して周知させた後、角笛祭を迎えて私たち自ら謙遜の道を学んで自省すると同時に悔い改めのラッパを大きく吹いて全世界を悔い改めさせようと促した。
天で神様と私たちの間を遠くなるようにしたことは罪であり、罪を犯すようになった動機は高慢だった。この日夕方から始まった大贖罪日である祈りの週間の禮拝を通して、家族は時々自分が罪人であることを忘れて高慢だった部分はなかったのか悔い改める時間を持った。またこのような祭りを通して神様とより近くなって和解させた摂理に心から感謝を献げた。
“わたしはあなたがたの中で、いわば給仕する者である。”と仰せられた神様はいつも子供たちに仕えることと自分を低めること、奉仕の手本を見せ賜れた。キリストに似た温和で謙遜な姿に完全に新たに変えていただき、福音のラッパをより力強く吹きならしてこの秋、神様が願われる聖霊の実を豊かに取り入れるよう祈る。