「御母様の愛は真実で偉大です」
- País | チリ
- Fecha | Mayo
26, 2011
「海外家族たちが韓国におられる御母様にすべて来たらと思う気がします。常に御母様の愛を話して映像物で見ると言っても直接御母様にお会いしてその声を聞きながら感じる御母様の愛の深みと広くは数え切れないです。チリに帰ればすべての家族たちが御母様がお会いできるようにしなければなりません。」
第48回 海外聖徒訪問団日程が忙しく進行された中、チリ・プエンテアルト教会の初訪問団とともに4年ぶりに入国したソン・ヨンフン宣教師は「御母様の愛」で運を得た。この間新しいねぐらを賜って本格的な福音を始めたプエンテアルト教会の姿はどうか、また彼が言いたい御母様の愛は何なのか知りたかった。
- プエンテアルト。聞き慣れない所です。
「プエンテアルトはチリの首都サンティアゴに属した地域です。2007年 1月サンチャゴ教会で初めてチリ福音に董役した後、2008年 12月にうちの夫婦とサンチャゴ教会家族三人の人が何の縁もないプエンテアルトに来ました。」
- 初めてチリへいらっしゃる時どんな覚悟を持って行きましたか?
「率直に、果して私ができるかという肝が小さい考えが先に進みました。スペイン語は勿論、うまくできることがなかったからです。しかし、御母様がこの時代の福音を成すためにくださった使命だから死力をつくそうと念をおしました。「行きなさい」といわれた時は既にできる能力を賜ったと信じて行きました。チリに到着した翌日、実を結んだのですが「がんばれ」と勇気をくださる御母様のメッセージのようでした。以後、プエンテアルトでカサイグレシア(ハウスチャーチ)で始めながら一番多く思ったのが「御母様の愛のあふれる教会になろう」ということでした。」
-宣教師の感じたチリはどうでしたか?
「南米大部分がそうであるように「楽しむ」文化が強いです。いつもパーティーが開かれて、仕事をする目的もお休みや旅行に行く時必要な経費を用意するためです。若くても年老いても彼らに「楽しみ」は重要な価値です。一日は隣りの家の人がベッドからあらゆる荷物をいっぱい積んで出発するので引越しするのかと思ったら1ヶ月経って再び来ました。知ってみると休暇に行って来たのでした。休暇が普通一か月を越えるのですが、この時は都市ががらがらになります。」
- 福音を伝えるのが大変そうですね。
「実は福音がうまくいかない時は、そんな環境を言いわけにしました。そうした2009年クリスマス前日、チリに初の短期宣教団が来ました。カトリック国家であるチリでクリスマスはおびただしい祭りです。そうする時来たから当然、大変だと思ったが短期宣教団が来るやいなや実をふさふさと結んだのです。目に見える状況と現実は神様の福音が成されるのに条件になりませんでした。重要なことは私たちの心がまえでした「だめだ」という考えを壊したら、本当に神様の声を聞くことを願う人がいました。私たちがそれほどまで捜した天の家族であることは言うまでもなく。」
- そうする魂を捜す度に嬉しいですね。
「勿論です。そして私たちの家族はどこにいてもまったく同じだったんです。聖書を見て、御母様を悟って御母様にお会いしたがることを見れば外貌だけ違うだけで、心はすべてまったく同じだと思いました。チリへ来る前御母様が言われたんですよ。「見かけだけ違って心はまったく同じだ。心ですればすべて通じる」と。本当にまったく同じです。」
- 新しい契約の真理が彼らに疎いかも知れないでしょうに。
「チリは南米で富裕な国に属します。カトリックと幾多のプロテスタント宗派の根も深く経済的でも宗教的に自負心が強いですね。彼らの立場で韓国という見知らぬ国から来た見ず知らずの東洋人が伝える御言葉を受け入れるのはどうしても難しい事です。御言葉を認める人がいたといっても頭でだけ「当っている」と思うだけで、本音を開くのではなかったです。心を開くまでは多くの時間と進行を積む過程が必要でした。」
- ところで結局真理を聞くようになったのですか?
「はい、本当に不思議なことは御母様がおられ、その御母様が韓国におられるということを聞けば心が完全に変わります。御母様の愛は韓国にだけ留まっているのではなく、全世界すべての地域にすべて伸びています。私たちより先に進まれm子どもたちの心の門を開いておいて適時に命の芽を開かすように種を撤いておかれたから堅く固まっていた心も「御母様」を悟るだけで心を開き、変化されようと努力します。」
-「変化」というのは具体的に何を意味しますか?
「生まれた時から身についたカトリック慣習、楽しむことを追い求める文化的思考など、真理に従うために多くのことを捨てます。自分の考えを立てて我を張りながらも御母様の御言葉なら順従し、御母様が喜ぶ姿に変わろうと努力します。大人だけではなく子供たちも神様に向けた礼節、神様がおられるシオンでの礼儀などを親から教育を受けます。」
- 変化がたやすい事ではないでしょうに。
「初めは時に「それは韓国の文化で、チリの文化はそうではない」という反応もありました。しかし私たちが伝えたことは韓国の文化ではなく「神様の教会、シオンの文化」です。
互いに礼遇して、先に仕えて犠牲になられる天の父、天の母の模範です。神様の教会がチリにあっても、どこにあっても私たちのいう所は母なる神様がおられる聖なるシオンです。その中で神様の方に習い天の子らしい姿に変化されることは当然の事です。今は先立って導かれた家族たちが模範を見せながら新しい家族たちにそのように知らせています。」
- プエンテアルト教会福音を立てることにあって最大の難しさがあったとしたら?
「御母様がずっと祝福を注いでくださってシオンが少しずつ満たされたんですが、何ヶ月が経っては空間がとても窮屈になりました。礼拝をささげる時、微動もできないほどだったです。家族たちがシオンの帳幕を広げてくれと言って本当に切に求めました。いよいよプエンテアルト福音が始まってから1年 6ヶ月ぶりに今のシオンを賜りました。周辺環境と条件が大変良い、神様が予備なさった祝福の席でした。ところで工事が問題でした。人件費が高くて長年、婦女、青年、堂会長、師母、新しい家族… 建築経験が全くない家族たちまで総動員しました。皆大変でも基礎工事から仕上げ作業まで誠をこめて働いてとても努力しました。おかげで家族たちの体が筋肉質になりました(笑い)。余力のない家族たちは食べ物や冷たい飲み物を手ずから作って持って来ました。力が出ました。神様の助けで適材適所に必要な人力を捜しもし、恵み深く工事を終えることができました。」
- 新しいシオンで初礼拜させていただく時の感懐が特別だったですね。
「今年 8月、チリに二番目の短期宣教団が来ました。プエンテアルトとしては初短期宣教団でしたが、宣教団が来る前日までも工事が終わらなかったのです。家族たち皆一つの心になって夜を明かしながら作業に力をつくし、短期宣教団が来る日の早朝に神殿が完工されました。御母様が送ってくださった短期宣教団とともに初の礼拝をささげる日、本当に感謝したし恵み深かったです。家族たちが教会をとても誇らしがります。自分の手でし、汗のしずくが立ちこめた所だからどれだけ胸があふれるでしょうか。」
- 御母様が送ってくださった短期宣教団の大きい力になりましたか?
「普通、1ヶ月で二十人位が導かれたのですが、短期宣教団が一ヵ月も経たない短い時間で2百余名の魂を捜しました。スペイン語もまともにすることができない韓国家族たちがそのように実を結ぶのでみんな驚きました。宣教経験がなかった家族たちまで短期宣教団と共に御言葉を伝えながら福音の目をぱっと開きました。長い間あまり悟ることがなかった一人の兄弟は、その時初めて実を結んでからは、続けて貴い魂を導いて福音の働き手になりました。今は「私は御母様の番人だ」と言います。想像もできなかった姿ですね。兄弟だけではなく、壮年も皆教会の仕事なら自分の事のように思って積極的に出て祝福を受ける事をどんどんやりこなしています。」
- エンテアルト教会が「御母様の愛があふれる教会」になることを願われたのですが、念願を成しました?
「通常のシオンがそのようにプエンテアルト教会も家族たちにいつも開かれている私たち魂の家です。この「家」 の中で家族たちは小さなもの一つでもお互いに分けて、奉仕することを楽しんで行います。家族のようですね。チリも個人主義性向が強くて家族と言っても「お前の別に、私の別に」する場合が多いと言います。しかし、シオンはいつも「一緒に」しようとするので本当の家族だととても喜びます。新しい家族たちもこんな温かい雰囲気が良くて一度でももっとシオンに来ようとし、集まれば笑い声であふれます。」
- 海外宣教をなさりながら一番大きく感じるのがあったとしたら?
「「御母様の愛は真実で偉大だ」と言うのです。人の心は人の力では絶対変えることができません。文化、宗教、考え方が全然違った外国人たちの考えを変えるということはよりいっそう難しい事です。ところで、変わります。苦難を甘受しながらも信仰の体系を変えて、情緒を変えます。アメリカ教会の映像を見て驚きました。あいさつする姿、礼拝をささげる姿勢、福音の熱情など、どれひとつ韓国のシオンと違わなかったです。そのように変えることができる力はまさに御母様の愛ですね。御母様の愛があふれるシオンこそ、すべての教会が追い求めて進む福音の理想郷ではないかと思います。外国だから違うように考えるのではなく天の父、天の母が模範を見せられたとおりにさえすればいつでも変わることができます。」
- 宣教師も久しぶりに韓国へ来られて良さそうですね。
「今度第48回海外聖徒訪問団教授陣で来たのですが、海外家族を教えなさいと呼んでくださったのではなく家族を通じて学びなさいと呼んでくださったようです。家族たちが御母様を思う深い心、その切実さに驚きました。聖書を通じて御母様の存在のみを確認しただけなのに、その遠い国から御母様にお会いするという一念で来ては、御母様に直接祝福を求めたくて「御母様、ありがとうございます」、「愛しています」、「実の祝福ください」という韓国語を数百回も練習します。家族たちは御母様が祝福をくだされば必ず成されるという信仰を持っています。その信仰の精神が驚くべきことでした。一方では子どもたちが何をしても感謝するとおっしゃる御母様の姿に涙がこみ上げますね。御母様の愛は作られるのではなく、その深いところから湧き出るものでした。ただ一言の御言葉、小さな手でも御母様の深い愛を感じて本当に私たち御母様だ、6千年前に私の罪によって別れた天の御母様だともっと確信して感動を受けます。その中で福音をどうして行くべきか方法を捜しました。」
- 方法と言えば?
「今プエンテアルト教会は教会らしい面貌を取り揃え、腰を据える時期と言えます。教会が成長してみると組職と体系が必要だったし、家族たちにもそういう姿を取り揃えてくれることを要求しました。ところで御母様にお会いしながら私が不足だったと思いました。今度海外聖徒訪問団が160人に達しないですか。御母様は訪問団一人、一人漏れ無く手を取り合ってくださり誰一人傷つかないように最善の愛を注いでくださいました。御母様はその家族たちだけの面倒を見るのではなく全世界の教会の面倒を見られます。その苦労と犠牲は優に想像することもできません。
今、百人で始める教会で体系を立てると理性的な考えだけ先に立たせた私が恥ずかしかったです。福音の方法としたら御母様の愛ですね。」
- これからの福音計画は何でしょうか?
「一旦、新しい神殿を承諾してくださったから早く天の家族を捜して空席を満たすのが優先です。ひいてはシオンのすぐ前にある地下鉄に沿って駅ごとに支教会を設立したいです。
家族たちが他の都市に住む親戚と知人たちに福音を伝えているのですが、これを踏み台として教会自主的に短期宣教をする計画です。今始めたばかりの教会だから変化されなければならない部分が多いですが、家族たちの御母様に向かった心だけは大きいです。その哀切な心を見れば福音が他ではなく失われた私の家族を捜すことだという思いがたくさんします。」
- プエンテアルト教会のビジョンが知りたいです。
「初めてチリへ来た時、難しくて大変な過程を経験するようになっても確かに御母様が賜る悟りと祝福があるはずと信じました。今も福音を成すことにあって解決する問題、難しい事が多いです。しかしこれも過程であって結果ではありません。このような過程の後には限りなく私たちを信じてくださる御母様がおられるから近付く未来は明るいだけです。何よりも私たちにはどんな武力でも折ることができない自尊心さえひざまづかせる、柔らかいながらも力強い御母様の愛があるじゃないですか。早いうちにチリ全域が御母様の愛に出て来ることと信じます。これが私の胸の中に確かに植えられたビジョンです。」