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したいことも、叶えたい夢も多い20代の青春。しかし、大韓民国の男性は、この時期に家族や友人のそばを離れ、国防の義務を履行しなければならない。軍服務期間終了後は、将来について色々と悩みも多い。
神様の教会は、軍服務を終えた青年たちが神様の教えのもと、社会の必要分野で存分に夢を繰り広げると同時に、70億の人類宣教運動の主役として成長できるように、特別な行事を開催した。「軍服務期間終了聖徒歓迎の日」である。5月22日、新しいエルサレム板橋神殿セミナー室で開かれたこの行事には、最近軍服務を終えた聖徒300人余りが参加し、軍生活を回想しながら、今後繰り広げられる明るい未来を思い描いた。
第1部礼拝を通して、青年の軍服務終了を祝われた母は、軍生活中も善い行いで神様の栄光を輝かせた彼らに、賞賛を惜しまれなかった。また「御父様は『大きな成功の秘訣は、青年期にある』とおっしゃられ、そのために最も必要なのが『実践』だと教えられた」と言われ、未来を作っていく青年たちが、身につけるべき徳目について諭してくださった。 「何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時があるので、最も力のある青年期に神様から学んだことを実践して、それぞれ願うことを成しなさい」という母の祝福の御言葉に、場内は力強い「アーメン」の声が響き渡った(イザ43:1-3、黙21:4-6、コヘ3:1-2)。
昼食後、第2部歓迎行事が始まった。一番目はチェインバーオーケストラの新しい歌•クラシック演奏。バイオリン、ビオラ、チェロなどの弦楽器と木管•金管楽器が奏でる旋律は、2年近く家を離れ軍に服務し疲れた聖徒たちの心身に慰労を与えた。男性重唱団の荘重な合唱も青年の胸を感動で染めた。
続いて、独立運動に身を投じた殉国先烈たちの精神にスポットを当てた映像と、ダニエルとヨハネの黙示録の御言葉を通して、聖書の預言の確実性と福音の価値を悟らせてくれた講義は、青年たちにしっかりとした信仰とビジョンを植え付けた。すべてのプログラムが終わった後、帰宅する青年たちは「今日の行事が信仰と生活において重要な転換点になりそうだ」と目を輝かせた。
一部の青年は、事前に準備してきた荷物を持って、龍仁市にあるドンベク研修院に足を運んだ。4泊5日の日程で行われる「軍服務期間終了聖徒集団教育」に参加するためだ。
翌朝から、青年たちは、教授陣の指導を受け、聖書の御言葉を多角的に真剣に探求した。昼食、休憩時間には、軍生活の経験談と悟りに笑いの花を咲かせ、聖霊の熱気を熱く燃やし続けた。体育大会で楽しいひとときを過ごし、忘れられない思い出を残したりもした。
「軍服務期間が終了しさえすれば、ひたすらいいだろうとだけ思っていたのですが、実際に社会に出てくると、何をすべきか分からず、ためらってうやむやに時間を過ごすことが多かった。今回の行事に参加して、私が最もやりたいこと、やるべきことは、福音の仕事であることを改めて悟った。軍隊で鍛えた体と精神で福音に献身する」。
新たな出発点に立ち、しっかり信仰を立てて情熱まで一杯に満たした朝露の青年たちの夢と未来に期待が集まっている。