あなたと私の響き、美しい共鳴で
ⓒ 2012 WATV
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MP3で聞く音楽より公演を直接聞く方がもっと感動する。その理由は各楽器が出す音の響きが一つになる共鳴現象のためだ。楽器の共鳴が聞く人々にまで共鳴を起こすのだ。
咋年「青少年のためのウインドアンサンブルコンサート」を開いた神様の教会学生オーケストラが、成績と進路の悩み、学校暴力などいろいろなストレスで苦しむ友達に感動の響きを伝えるために帰って来た。まさに「神様の教会学生オーケストラ巡回演奏会」だ。2月19日、盆唐神様の教会新しいエルサレム神殿で顔見せした。
コンサートに先立ってイ・ウォンスン牧師は、寒い中演奏会場をいっぱいに埋めてくれた学生たちと父兄、教師たちに感謝のあいさつをした。また友達の悩みをなぐさめるために一つの心で団結してコンサートを開いた学生オーケストラの美しい心に賛辞を送り、一緒に友情を歌い夢を演奏する時間になることを願った。
賛美曲「天に行く明るい道」でコンサートの幕が上がった。続いて演奏されたクラシック曲は「クラシック」というと退屈がる学生たちのために耳慣れた曲を準備した。スッペの「軽騎兵序曲」。ショスタコービチのワルツ2番、ヨハンシュトラウス 1世の 「ラデツキー行進曲」などだ。学生オーケストラはクラシックだけではなく、授業時間に学んだ世界民謡をつなげた「世界民謡メドレー」、管弦楽と男性4重唱公演、神様の教会聖徒たちの自作曲である新しい歌の管弦楽演奏など多様なレパートリーを披露して大きな拍手を浴びた。
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父兄たちは 「学生たちが勉強もし、演奏練習もして、時間もなかったでしょうにプロ顔負けの演奏をするのを見て感心した」と褒め言葉を惜しまなかった。コンサートを観覧した学生たちも 「オーケストラは大人たちだけすると思ったが、私たちのような学生たちも演奏をするというのが誇らしかったし、私も何かができるという自信が生じた」と学生たちによる、学生たちのためのコンサートを開いてくれたことに感謝した。弟子の公演を見るために尋ねて来たという一教師は 「勉強も重要だが良い音楽を聞きながら多くの学生たちがストレスを解消できたらと思う。またオンライン上でだけ対人関係を積んだ学生たちがオフライン上で一緒に会って一団となることができる良いコンサートだ」と言い、青少年のための良い行事がたくさん成されることを願った。
コンサート後には野外で伝統遊びイベントが開かれた。青少年の遊び文化が消えたこのごろ、ひたすら学業に苦しんだ学生たちはジェギチャギ(羽蹴り)、ユンノリ(カリウチ、韓国式すごろく)、矢の筒入れ、めんこ遊びなど伝統遊びを楽しみながら楽しく笑い、ストレスも解消させた。
感動と楽しさを伝える神様の教会学生オーケストラの美しい共鳴は、新しい学期が始まった3月までソウル、仁川、水原の首都圏地域と大邱、蔚山など地方都市でも音色を響かせる予定だ。
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